ペットが死んだらどうするの?最初にすることの流れ
愛するペットとの別れは気が動転して不安になることと思います。
まずは心を落ち着かせ、悔いのないように看取ることを考えなければなりません。
できるだけ可愛いきれいな姿で安らかに旅立てるように準備をしてあげてください。
ご遺体を清める
大切な犬猫を看取った後は、ペットが気に入っていた場所に遺体を安置しましょう。生前にシャンプーやトリミングが十分にできなかった場合は、このときにできる範囲で清拭をしてあげたいものです。
硬直が始まる前に(硬直は2時間程度で始まります)もし目や口が開いていたら閉じてあげましょう。
棺に入れる場合に備えて、寝ている時のように手足を胸の方に優しく折り曲げてあげてください。手足がつっぱったまま筋肉が固まってしまうと、棺にご遺体をうまく収めることができない場合があります。
毛並みを整え、ぬるめのお湯でぬらしたガーゼやタオルなどで全身をやさしく拭いて清めてあげてください。
硬直が解けた後は、ご遺体の口や肛門から体液や汚物が流れることがありますが、そのつどティッシュなどで拭き取りましょう。
安置する
お体に合う箱や段ボールなどに、敷いてあげたタオルや毛布ごと寝かせてあげてください。
日に当たらない風通しのいい場所に安置し、保冷剤やビニール袋に入れた氷などで頭部やお腹を冷やしてあげて下さい。
夏季はエアコンで部屋の温度を下げて寝かせてあげることをおすすめいたします。
目安は夏が3日~5日、冬が5日~8日が目安です。
ペット葬儀社へ連絡する
安置が終わり、気持ちも落ち着かれたら、心安らかに送ってあげるセレモニー(葬儀)のことをお考えください。
火葬の準備をする
愛用品など家族のお葬式と同じように、一緒に火葬してあげるものをご準備ください。
お気に入りの写真を用意すると祭壇に置くことができ、大切なメモリアルアイテムにもなります。
お花、写真、好きだった食べ物などをお供えし、最期の姿を写真に収めるなど、火葬前に思い残すことがないよう思い出を振り返りながら愛情をたっぷり注いであげて下さい。
【一緒に火葬できるもの】
・好きだったお菓子や食べ物
※金物類、プラスッチック製品、化学繊維類などは火葬できません。
まとめ
大事なペットちゃんが亡くなるのはとても辛いことですが、大切な家族だからこそ亡くなった時に慌てることなく、きちんと埋葬してあげることが必要です。