ペット終活に必要な知識

ペットを飼うときは家族が増えた、一緒に暮らせる喜びが勝ってしまい、命に限りがあることを知りながらも、見て見ぬふりをしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか、しかし、ペットの寿命はわたしたちよりも短いのです。
ほとんどの飼い主が、ペットの見送りを経験することになります。
まずはそのことを現実のものとして理解することが、ペットの終活の始まりなのです。

動物の平均寿命

・犬の平均寿命 10~13年
・猫の平均寿命 14~16年
・うさぎの平均寿命 5~10年
・ハムスターの平均寿命 1~3年   

ペットの死期は、平均寿命で分かることもあれば、突然訪れることもあります。 大きな病にかかる、不慮の事故で亡くなったり、目の輝きがなくなってきた、食が細くなって食べないなど

このような兆候が見えたときには、残念ながらお別れの時が近いかもしれません。

いざその時が訪れると落ち着いて行動が取れなくなり、十分なお別れができずに後悔が残る方も多いのです。

どのように火葬をするのか

火葬の種類には大きく分けて3つあります

自治体による火葬

 ペットの遺体は法律上、一般廃棄物に分類されるため、飼い主が依頼すれば有料で自治体の焼却炉で処理してもらうことが出来る。自治体によっては動物専用炉を設けている場合もあるが、多くの場合は通常の焼却炉で他の動物や廃棄物と共に処理され返骨はされません。

お寺による火葬

 ペット墓地やペット納骨堂を運営しているお寺では、ペット専用の火葬場を設けている。設備により、他のペットとの合同火葬のみの場合や、一体での個別火葬が可能な場合があり、お骨上げや読経なども対応している寺ではこれらのオプションの追加により価格に幅が出る。自ら持ち込む必要があります。

民間企業による火葬

 民間企業の場合は、火葬炉を搭載した専用車「移動火葬車」を保有していることが多い。移動火葬車は無煙無臭処理が施され、外見からは火葬車とは分からない配慮がなされている。基本プランとしては移動火葬車がペットの遺体を預かりに飼い主宅を訪問し、飼い主宅の近隣近くで30~40分程度で火葬を完了し、飼い主宅に戻りお骨上げ・返骨が可能なプランなどが用意されていることが多いです。

ペットの終活は、飼い主がしてあげられる最後のお役目です。
家族らしいお見送りとはどんなものなのか、元気なうちにしっかり考えておきたいものですね。

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